煙草を吸わない。常習的に吸った時期はほんの一瞬だった。当時は酒を飲むと吸いたくなったが、今ではその衝動さえも心地よい肴で、実際に喫煙することはない。周りはみな吸うが、それを借りることも無い。何だか、別に嫌いと言うのでもない。ただ、なんというか、無意味なことをしたくないのだ。とても吸いたいなら吸うべきだと思う。それを否定はしない、否定しだしたらぼくには友人が居なくなってしまう。ぼくはとても吸いたくないわけじゃないから、そんな奴に吸う資格はないと思うだけだ…うーん、ちょっと言い過ぎかもしれない。ただまあ、今後も吸うことはないと思う。吸わないことを格好いいとは思わない、寧ろ映画なんかには煙草が欲しい。ボガートなんかには絶対に吸っていてほしい。
シャワーを浴びないとベッドに入れない。或いは、シャワーを浴びないと夜を越せない。例えば友人の部屋で夜通し飲むことに抵抗がある。もしそこに居座るにしても、必ず替えの下着を持ってシャワーを借りたい。できれば一度自分の部屋に戻ってシャワーを浴びて着替えてしまいたい。どうしてかは分からない。たくさん汗をかくが汗がとても嫌いだ。代謝がいいと汗はべたつかないしにおわない(と言われる)。それでもぼくは汗が嫌いで、夏場は一日に幾度となくシャワーを浴びる。ぼくはシャワーが好きだ。外から戻ると少なくとも足を洗う。靴を脱いだ足で部屋に居たくない。ただ別に潔癖と言うのでもない。部屋はさほど綺麗ではない、寧ろ大抵散らかっている。
期待をしない。自分にも、相手にも、求めすぎてはいけない。常に自分を把握することはすごく大事だ。大それた夢も、相手への欲求も、ひとまず実際のところを知ってから、はじめて至ることができるんじゃないかなあ。そんな朝、二限に遅れそうな朝、音楽ばかり聴いている。ぼくは音楽をよく聴く。
音楽を わたしもよく聴くけれど
返信削除椅子君の文章を読むと、とくに音楽がほしくなるよ。
お久しぶりです。
削除音楽…どうしてでしょう、不思議ですね。
音楽を聴きながら書いているからかもしれません。