2013/08/22

苦瓜とビール

実家に訪れている。これから愛知と静岡の境目、遥か山奥に位置する祖母の家に向かおうとしている。一泊だが、楽しみだ。祖父は高二の春に亡くなった。本当に素晴らしい人物だった。
実家に帰ると刺激を受ける。父親に、祖父に、その他親類に。弟もきちんと成長しているようだし、犬は相変わらず元気である。幸せなことだ。確かに幾つもの問題を、彼らそれぞれが抱えているに違いない。けれどもその中にあって、こうのびのびと暮らせているというのは、偏にみんなのお陰だ。亡くなった祖父、それよりずっと以前に亡くなっている曽祖父、曾祖母。こういった人たちの先立っての努力と人生とが、ぼくにも確かに脈々と影響してくる。そう考えると、ぼく自身もおちおち気を抜いていられない。一日一日に対して懸命にならなければならない。ということで、本を読むことにする。ぼくの場合、如何にこれに没頭できるかが、あらゆる物事のパラメータになっているように思われる。

0 件のコメント:

コメントを投稿