2014/10/06

嵐の夜

 うんうんと色々思いをめぐらした結果、何も得られなかったから、簡潔に、書き出せることのみを記す。終日大雨、空気は寒し。昼前まで部屋でビートルズを聴いて、駅横のマクドナルドで本を読みながらゆっくりハンバーガーを食べる。夕方まで横浜、のち帰宅。
 ここまで自分に嫌悪感を抱いたのは久しぶり。何もかもが駄目だった、自分だけならいいけれど、今日のぼくは酷かった。申し訳ない。

 帰って諸々を済ませ、寝る、少しして、汗まみれで目を覚ます。原因は悪夢、内容はひとつも思い出せない。熱が奪われて震えていた、タオルで急いで汗を拭って衣服を剥がしてシャワーを浴びる。ひとつのことを考えていた。その間にお湯を沸かして、あがるとコーヒーを淹れて飲む、音楽はかけず。

 ぼくはこんな塩梅だけれど、きちんと眠っていてほしいと思う。ぐっすりと、いい眠りに浸かってくれていることを願っている。願っている時点で、ぼくには何も語る資格がない。無理矢理寝る、途中また目が覚めやしないかと恐れている。音はない。

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