課題をしなくちゃならないのに、起きてから何もしていない。はやくゴミをまとめて捨てて、ある程度の整理をして、喫茶店に向かわなくちゃ。五時にはやってくるのだから。それまでに17枚のやつらに線をひいて分類して、考察してメモを取らなくちゃ。プログラミングの課題はどうしようもない。
コーヒーを飲みたい。洗濯機が回り終わるまでに食器も片付けよう。夕方は映画でも観ながらゆっくりしたいなと思うけれど、どうなるかは分からない。飲みに出かけるかもしれないし、眠りこけるかもしれない。未来の自分は予測できても、未来の現象は予測できないのだ。それは地震と一緒だ。地震という事象を予測できることは誰にもできないし、この間のような絶望的な、不可避な災厄としてそれがもたらされたとき、何よりも重要なのは自分であることだ。自分自身の未来は、その意志によって如何様にもなる。いいか、大切なのはハードの面ではないはずだ。
地震は起きるし、そうすれば必ず人は死ぬ。建物は倒れるし、経済は混乱する。ただいつでもぼくはぼくであるべきなんだ。それだけが大事だ。そういう為の啓発が今の日本には求められているのだと思う。しかし悲しいかな、技術だけが独り歩きした所為か、この国を取り巻く精神性は涙が出そうなほど幼稚だ。根幹からの改革が不可欠であることは言うまでもない。そしてそれは権力や経済や民衆とはずっと離れた無関係の場所で点火されるべきだ。まっこと綿密な準備が必要だ。
急げ!飯を食らって立ち上がれ!おれ。
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