経験というものについて考える必要があると思うわけ。経験とは何か。経験は必要なのか。ぼくはね、経験という言葉そのものに対する認識が甘いように感ずるわけだ。つまり、ろくでもないものを経験と名付けて崇拝し、本質をあたかも探り当てたような気でいながら、実は本当の本質はその影に隠れてさらに、これまでよりもずっと深いところに落ちて行ってしまっているのかもしれない。それは恐ろしいことだ。ぼくらは震災を、戦争を追体験した気でいながら、結局生きているのだ。
はっきり言って、経験なんてえのは大したものではない、とぼくは思うわけだ。無論、ジャンルには依ろう。表面的に、例えば利益を上げるためには、現場の経験というのはモノを言うはずだ。けれども、死者について考えるとき、経験なんてものは全く意味を成さないはずだ。ぼくはそう信じる。これはナマケモノの負け惜しみでは決してない。心の底から思っている。経験?ならばぼくは死ぬべきだ。そうは思わないか?
昨日は二試合で5打数3安打。藤沢市リーグでは今季通じて13打数8安打。打率.615。全身の筋肉が軋むように痛い。大学に行こう。
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