2013/04/01

鎌倉

鎌倉に行ってきました。ずいぶん歩いて、いい散歩になった。しかしこうして家族が揃って笑えるというのは、とかく幸せなことです。これを実現した父母を心から尊敬しているし、一つの生き方としての成功がそこにはあると思う。夜半、父親と二人でジャズバンドの演奏を聴きながら酒を飲んで話すには、やはりぼくらは似た者同士と言うことだ。つまり、ぼくは自信を持った。今のままでも、今その場所での努力を惜しみさえしなければ、ぼくはきちんとやっていけるのだ。社会的な成功と、非社会的、つまり観念的かつ内省的な充実と言うのは、確かに両立が可能なのだ。ぼくはカールスバーグを延々とお代わりしつづけながら、バンドを聴いた。途中でバースデーソングが流れて、女子大生の一群に祝いのメロディが流れた。藤沢の夜は温かい。四月になってもぼくはこのままでいようと、心から思うことができた。

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