2013/04/06

ダンボール・マウンテン

部屋の中にダンボールが散乱していて、もういい加減見苦しいので片付ける。今日は春の嵐で天気が荒れると聞いていたからぐっすりゆっくり眠っていたのだけれど、どうやら嵐は夕方から訪れるらしい。こんなことなら午前のうちに黒い靴を買いに出かけるべきだった。横浜はもう、遠いので、近くで探してみようと思う。

レコードでルイとデュークの共演を聴いて、それからコンポの出力ドックにPCを接続しなおして、チャットモンチーとくるりを聴く。土曜の午前はそれはもう、何もなく過ぎていく。何もない。その虚しさと生温い心地よさに、ぼくはいつまでたっても飽きることができない。忙しない社会の渦とは裏腹に、ぼくの八畳とちょっとの部屋ではゆっくりと時間が過ぎていく。可愛い女の子のことを考える。華奢で肩が小さく、黒い髪が肩まである胸の小さな女の子。少しふっくらとしていて胸の大きな、眼鏡をかけた女の子。金髪で足の長い、タイトなパンツの似合う女の子。いろいろな女の子が世の中には溢れていて、彼女たちは総じて美しく輝いている。

最近、嫌な夢を多く見る。旧友にぼろくそ言われる夢だとか、仲のいい女の子に嫌われてしまう夢、恐ろしい思いをする夢、家族に関わる夢。寝起きは最悪で、昼間でもすごくぼうっとしてしまう。どうしたらいいのだろう。ほっとする時間がほしいのだ。



くるりを聴いたらすごく、気持ちがよくなった。天気は悪いし、午前は潰れてしまったけれど、これから出かけよう。希望が無くたって、ぼくはぼくなのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿